日本酒片手にほろ酔い気分



栃木県の若き醸造家が醸す酒 松の寿編




さくら市の「蕎麦酒屋 くりはし」で行われた「栃木県の若き醸造家が醸す酒 松の寿編」の報告です。

松井専務の挨拶の後、今年の鑑評会出品酒で乾杯。
生のお酒(全部)は-5℃、火入のお酒(この日出品された大部分)は5℃の冷蔵庫で管理しているそうで、綺麗な熟成をしているお酒が多いと感じました。
全体的に繊細なやわらかい味わいを楽しめる火入のお酒が個人的に好みでした。
生のお酒の一部はお酒単独でじっくり利くと、(個人的にはどちらかというと悪くないと感じる)生の熟成感がでていて、生ヒネにとても敏感な人は気になるかも。しかし料理と一緒に頂くと、むしろ旨みの豊富さの特徴が際立っています。パンチのある酒好きな方は、まだまだ生もいけるかなと感じました。

以下は飲んだ順に簡単な感想になります。

1)松の寿 大吟醸 平成十六酒造年度 鑑評会出品酒

上立ち香はあまり華やか過ぎず、ほんのりと華やか系です。鑑評会としては弱い(?)かもしれませんが、食事にあわせる/食事の前に頂くには丁度良さそう。
口に含むと華やかな香りがふわっと広がりその後に淡い甘みが。
口当りが非常に柔らかく、大吟として完成に近づきつつある印象。まだ僅かに最後の渋が感じられ、個人的な飲み頃は来年正月ごろかな?
ネガティブな印象の味/香りが出ていないのはさすが。

2)松の寿 吟醸 無濾過生原酒 五百万石

純米吟醸の無濾過生は完売ということで吟醸のみ。
(純吟を確保したい方はお近くの酒販店にてお早めに 笑)
お酒単独では熟成感が気になりますが、それに負けない豊富な旨みとインパクトのある香り。
好き嫌いが分かれそうですが、料理に負けない強さがあります。

3)松の寿 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒
4)松の寿 純米吟醸 山田錦 生

純吟生の飲み比べ。
雄町のほうが少し熟し気味も綺麗な熟に感じる。
雄町は旨みの広がりと丸さがある味わいがよく、最後に広がる爽やかな甘みが心地よい。
山田錦は甘みの感じ方が控え目でアミノ酸と思われる旨みの広がりが良い。
どちらも料理とあわせると、熟成感が無くなり、旨みの深さが際立つ。

5)松の寿 純米吟醸 雄町 火入
6)松の寿 純米吟醸 山田錦 火入

純吟火入の飲み比べ。
どちらも綺麗な香りを漂わせている。同じ酵母を使用しているためか全体の印象はかなに似通っている。どちらも線が細く繊細ながら一本芯が通っている。お酒単独で飲むにはこの2本がお気に入り。(もちろん料理と一緒も◎)
雄町は温度がひくいときは僅かにとんがっている部分を感じるが、冷蔵庫から出して暫くたつとさらりと柔らかい口当りが良い。香りと甘みのバランスを楽しめるお酒。
山田錦は生より旨みが控え目で、その分甘みを感じる。雄町よりは甘みの感じかたは弱い。
きれいな旨みが香りと一体となって楽しめる。

7)松の寿 純米大吟醸 山田錦 火入
8)松の寿 純米大吟醸 山田錦 火入 15BY

純米大吟醸の飲み比べ。
16BYのほうは青リンゴ系で包まれるバランスが良い。まだ少し若いか。開栓して数日すればかなり花開きそうな予感。
15BYのほうは、香りは綺麗にほんのり果実系。味のほうはパイン系の甘みを中心として熟し感がある。昨年飲んだ印象で熟成させると枯れた感じで水のようにさらりと仕上がるかなと思ったのですが、味が乗ってきた印象で予想が外れました。
もう少し寝かせたほうがより熟成の良さが際立ってくるかも。

9)松の寿 純米大吟醸 雄町 熟成古酒 14BY

山田錦の15BYがさらに進んだ印象。底に滓が絡んでいて、最初上澄みだけ、次に滓を絡めてのんでみました。
上澄みは香りがとても華やかでパイン系。旨み、味もパイン系で余韻が長い。
滓がらみはとても濃い味わいで個人的な好みでは強すぎる。決して古酒的な旨みではなく濃熟の果実系。
肉系の料理とあわせるとお酒が口の中の油をうまく流してくれて良い香りがたつ。トマト系肉料理との相性が◎でした。脂がのった刺身もよさそう。個人的には絶対食中酒として飲みたい。

10)松の寿 本醸造 山田錦 生
11)松の寿 本醸造 山田錦 火入

本醸造の生/火入飲み比べ。
この辺からかなり酔いが回っています(^^;
生は熟成感がすこし苦手。火入の印象がよい。かなり香りが出ていて綺麗な分類に入ると思うのですが(利き酒の記事はこのお酒 笑)、ここまで飲んでくると十分味がのっているよう旨み系のお酒に感じる。

12)松の寿 吟醸 山田錦 生
13)松の寿 吟醸 山田錦 火入

吟醸の生/火入飲み比べ。
個人的にはやはり火入に軍配。甘みが弱めでスッキリ辛口感がある。ほんのりと旨みが広がった後のキレが早いと思う。

14)松の寿 純米 山田錦 火入
15)松の寿 純米 五百万石 火入

純米、米違いの飲み比べ。
旨みは五百万石がどっしり感あり。あまり香りを出さずに、じっくり飲み続けるタイプ。
秋になってフレッシュ感は消えて、旨みが乗ってきている途中。このクラスでもヒネ感がでていないのは好印象。

16)松の寿 純米吟醸 五百万石 火入

最後にでてきたのですが、他のお酒を2順、3順と飲んでいて...多分飲みませんでした(汗

最後の写真、カウンターのテーブルにズラリと並んだお酒の数々。
さすがにこれだけ揃うと、一本一本をじっくり味わうのは(酒量的に)難しいですが、全体を通した秋あがりの楽しみとその中のお気に入りの一本を選ぶ楽しさがありました。





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by horo41matsu | 2005-10-22 18:23 | 栃木の日本酒
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栃木県の地酒情報を中心にほろ酔い気分で書きつづります
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