栃木県塩谷郡塩谷町 株式会社松井酒造店さんのお酒のご紹介です。
このラベルは購入した
菊池酒店さんの特別なものかな?蔵元の屋号になっているようです。春に一度頂いたのですが、夏越した熟成も楽しめると思い、家の冷蔵庫でひと夏寝かせておいたものです。
2日目:
同蔵の大吟醸原酒と飲み比べてみましたが、香の感じが違いますね。カプロン酸系の香が控えめで、上品な香に感じます(鼻は効かないほうですが 汗)。14号酵母の特性がでているのかな?立ち香、含み香、味ともに熟しかけた、しかしあっさりとした果実の風味を感じます。
4日目:
旨みが花開いて、香と味のバランスが良くなりました。このぐらい旨みが乗ってくると香が気にならず、食前酒としてはもちろんですが、食中酒としていろいろなお料理とあわせても楽しく頂けます。
5日目:
とろみ感が出てくる。生酒なので開封後の変化が大きいように感じます。旨みがさらに強く感じますが、私好みの変化の方向と思います。でもピークが近づいているのかな。このまま旨みが乗りすぎると全体のバランス、特に後味のキレがなくなってしまいそうです。
9日目:
久々になってしまいました。旨みが少し控えめに感じさせられるようになり、程よい香味、旨みでバランスを取っています。丸くなった甘みを前面に、それを支える旨みを背後に感じます。甘くダレてしまった感じはせず、後味のキレも保っているので、個人的に目指した熟成感を感じさせてくれます。全体の印象としては、ピークを迎えた果実の旨み、特にメロン系のでしょうか。最近外飲みが多くて、開封したお酒に申し訳なかったのですが、安心しました。